COSONCO QS

User's Manual

お取り扱い上のご注意

この製品に使用されている革素材は、革本来の風合いや耐久性を最大限に引き出すように、出来る限り自然な鞣しと染色で仕上げられています。また、使い込む程に革の持つ特長が発揮されるよう、完全な色止め加工も施しておりません。また、木部素材は、数十年から百年近い時間、自然環境の影響を受けながら育つため、1本1本異なる表情を持っています。幹の外側と内側では色が異なり、木目もそれぞれ、傷が付いたり、節が残っていたりします。しかしそれこそが天然木の最大の魅力です。退色や色落ちをなるべく避け、製品を未永くお使いいただくためにも、次のことにご注意ください。

・水気を避け、万一濡れた場合は速やかに布等で拭き取り、陰干ししてくたさい。濡れたままにしておくと変質•変色の原因となります。
・直射日光、特に西日などを避けてください。直射日光が長時間当たり続けると、木材は退色や変色、割れや変形を起こします。カーテンなどで直射日光が当たらないよう配慮してくたさい。
・冷暖房器具の吹出ロ付近に置かないでください。急激な乾燥や温度の変化により、木材の割れや反りなどの変形が生じることがあります。
・火気に近づけたり、お湯などで洗わないでください。変質•変色の原因となります。
・ベンジン、アルコール、シンナーなど揮発性のあるものの使用は避けてください。変色の原因となります。
・ビニール製品などの化学製品(化学雑巾など)を長い間接触させたままにしておくと、変色したり表面塗膜が剥げたりすることがあります。
・硬いもので擦らないでください。すり傷などの原因になります。
・革の表面には血筋やシワなどが残っている場合があります。また、縫製の際にミシンの送り跡が残ることがありますが、ご使用には問題ありません。
・摩擦等により、革の色が衣服に移行する場合があります。

お手入れについて

【革のお手入れ方法】

革は天然素材のため、常に清潔にすることが大切です。はじめにやわらかい布等で乾拭き、またはブラッシングで汚れを落としてください。汚れを落とした後に、保革クリー厶か保革オイルをご使用ください。少量を与えることがポイントです。お手入れの後は、極端な湿度のある所や、乾燥した場所を避け、風通しの良い適度な温度の所で保管してくたさい。
※保革クリーム•オイル等を使用する場合は、目立たない場所で試し異常がないか確認してからご使用ください。

【木材(ウレタン塗装品)のお手入れ方法】

日常の木部のお手入れとして、やわらかい布で軽く乾拭きしてください。布を強く擦り付けると、埃や塵が木目に入り込み、付着汚れの原因となります。また、汚れた場合は水に浸して固く絞った布で拭き、その後やわらかい布で乾拭きしてください。油汚れなどが目立つ場合は、中性洗剤をぬるま湯で100倍以上に薄めた中に布を浸し、固く絞ってから拭いてください。続いて、水に浸して絞った布で洗剤をよく拭き取り、最後にやわらかい布で乾拭きしてください。

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